1984年12月発売 85年にグッドデザイン賞 |
MSX WIZARDはMSX専用のロボット学習キットです。
嘉穂無線さんのエレホビーシリーズでは珍しく完成品で、
MSXパソコンがあればすぐ試せる様になっています。
記事を書くの時に知ったのですが、
イーケイジャパンさん(http://www.elekit.co.jp/)がエレホビー事業を引き継ぎ、
嘉穂無線さん本体はグッディ(http://www.gooday.co.jp/)ホームセンターを経営、
カホパーツセンターさん(http://www.kahoparts.co.jp/)も独立営業されています。
ホムセンのバナーにエレキット教室とか出てきてなんだかいい雰囲気です(^^)
取説と言うか箱の横なんですが |
WIZARDくん、何をするのかと言うと箱絵の説明が全てを物語っています。
MSXパソコンでカートリッジにプログラムを書き込み、
ロボットに挿し替えて動かすのです。
使うキーはファンクション5つとカーソルキー
WAVY6ぽいMSXが出てますがカーソルが押しやすい本体が使い易いと思います。
MX10はカーソルが押しにくかった(;´∀`) |
起動画面 |
エディタ |
ソフトを起動してF1キーを押すとエディタに入ります。ONにして動作を設定していきます。
Countの数を変える事も出来るので旋回させたりも出来ます(後退は不可能)
入力したらメニューに戻ってF2キーを押すとカートリッジに書き込みます。
それを入れてお腹のスタートスイッチを押せば動作なのですが...
カチカチになってます(;´∀`) |
我が家にやってきたWIZARDくん、大切にしまわれていたので状態は良いものの、
プラベルトが経年劣化で固くなっていました。
ぬるま湯で戻したり、缶に巻きつけてみましたがクセも固さも取れません。
代わりになるものを探さなくては...
動作が固いんですね。
タミヤ トラック&ホイールセット |
手持ちのおもちゃで流用出来そうな物もなく、
ゴムキャタピラを自作せよ!なんてステキなHPにもインスパイアされましたが、
誰でも出来そうな事で問題解決したかったので今回はコレを使いました。
これ、子供の頃はギアとか電池ボックス付いたセットあって、
キャタピラ繋ぐのに苦労した記憶があります(^^)
30/10/8*2コマを連結しました |
いい感じの長さに仕上がりました。
カッコいいヽ(´ー`)ノ |
歯が咬み合っていないので、
絨毯など抵抗の大きい場所ではベルトが滑り旋回が辛かったのですが、
軌道輪(ギア付いてる車輪)にモビロンバンドをグルグル巻きにしたら良好に動作しました。
本体お持ちの方で固いキャタピラで動かない方はチャレンジしてみてくださいヽ(´ー`)ノ
補足
WIZARDくん、MOVIT系ですのでもしかしたら
アクリルロボット製作の三井康亘先生が試作されたんでしょうか?(^^)
パッケージ横には透明なWIZARDくんが載ってます。