2020/01/20

これだけは作ろう「Adafruit Trinket M0を使ったプラモデルの電飾」

バッテリ内蔵になって光らせながらブンドド出来る様になりました
電飾の仕方は人それぞれだと思いますので方法の一つとして紹介しておきます。
ハンダ付けするのでコテでの火傷や電池がショートして熱を持ったり発火、
場合によっては破裂の危険もありますので十分注意して作業してください。
久しぶりの「これだけは作ろう」です(^-^)

「プラモデル 電飾」で検索すると記事やら書籍の情報が沢山出てきます。
定められた色でオンオフしたり明るさを調整するならチップLEDが楽です。
配線もシンプルですし電源もコンパクトで済みます。
ガンプラなら専用LEDユニットも出ていますし、
クロスベースと言うLEDに無線で電力が供給される商品もあります。
検索すればチカチカさせる回路も色々手に入ります。
書き込み器やら必要になりますが、
PICやマイコンにプログラムを入れて点滅回路の自作も出来ます。

5mm/2.5mm角のNeoPixel 1.5mm角も出てるそうです
小さいサイズや色の使えそうなLEDを探してた時に見つけました。
光の三原色LEDと制御用マイコンを極小面積に集結させたシリアル接続LEDです。
NeoPixelは電源以外に配線がもう1本追加になり、
コントロールする基板(こっちもマイコンなんでややこしいです)と
プログラミングが必要になりますが配線した後も自在に設定変更できます。

Microsoft Make Code Maker
チップLEDでもそうですが、PICや小型マイコンの
制御プログラム書き込みは接続機材を揃えたり、
プログラム用環境、プログラム方法が僕は理解しづらく、
ブロックでプログラムが書けるMakeCodeMakerが使える
タミヤさんのマイコンロボに搭載されたmicro:bitを使うことにしました。
これはブラウザ環境でプログラムを書き、
それをUSBフラッシュメモリに書き込むのと同じ感覚で使う事が出来ます。
特別な接続機器を購入する必要もないのでアタマの硬い私にはピッタリでした。
しかし、手に持って使用する事もある学習用マイコンで
小型模型に内蔵できるサイズでは無くKCFでお見せしたような姿でした。


adafruit trinket M0 注意:M0付かないのはMakeCode非対応
並行して内蔵出来そうな物を見つけていたのですが、
当時はMake Codeに対応しておらずパーツ入れに死蔵していました。
が、いつの間にか対応した様です。これなら使えるヽ(`▽´)/
(元々Pythonで使えるから僕が知らなかっただけかもですが)
micro:bitと同じく非常に高機能はマイコンで様々な事が出来ますが
私のスキルが及ばないので今回はNeoPixelの制御をやってもらいます。


配線はこんな感じ 3本のケーブルで数珠つなぎしていきます
冒頭のⅣ号人型は試行錯誤中だったので配線が多いんですが、
この一式と電源を内蔵すれば良いのです。
(左からボディ、ヘッドライト、カメラアイ*2)
光点を追加したければ3本の配線でNeoPixelを追加していけば良いのです。

LEDライトを改造した自作内蔵バッテリパック
ただし、バッテリはLEDのみとは違い5V近い電力が必要です。
作例ではLR41*2では暗くなってしまったので3個にしています。

作例のⅣ号人型のプログラムはこんな風に書いてます
左の「最初だけ」ブロックは
コントローラに接続したNeoPixelが何個あってどんな割り振りかと、
点滅具合の数値を入れた配列とボディライトの点灯を指示しています。
「ずっと」ブロックが2つあって
ヘッドライトは点滅、カメラアイは配列から引っぱった数値でボワッと光らせてます。
これだけで好きな電飾が楽しめますし、プログラムした結果がすぐ分かります。


左:Python 右:java
ブロックに慣れたらPythonやJavaに変えて勉強するのも良いかもです
難しそうな事が比較的簡単に出来る便利な方法だと思います(^-^)


僕は手にとって遊んだり、撮影したりするので苦戦して内蔵式にしましたが、
ジオラマに組み込んだりするならスペースもあり楽チンだと思います。
良かったらチャレンジしてみてください。

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