(別にレトロアイテムの修理にだけ使うものではないですけど)
プラリペアと型取くん
プラリペア購入の最初の目的はX1Ckのカセット蓋の補修のため。
ゲットした時から根本が折れており、
前オーナーさんはプラ棒を溶かしてつけたりしていたようですがココを何とかしたい。
プラリペアは造形補修材というものです。2種の素材を混ぜて使う混ぜ合わせるのですが、
エポキシ系のように粘土状ではなく、粉と液という組み合わせになってます。
瞬間接着剤とプライマーの組み合わせに近い感じですが、
硬化まで5分と自由時間があること、粘度もあるのでパテのように盛り上げられます。
接着能力は触れたプラ素材を溶着し、しかも硬化後はアクリル板と同程度の強度を持ち、
研磨も塗装も出来るという素敵アイテムなのです。
詳しくは本家ページをご覧くださいヽ(´ー`)ノ http://www.plarepair.net/plarepair.htm
では早速、X1をと思いましたが803とニコイチで完成させてしまったため、修理の必要が
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(´・ω・`)
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これで終わってはいけない(((( ;゚д゚))))アワワワワ
キーボードの折れなんて簡単なところからやってみましょうかねぇ
Apple ADBキーボード I (J)
フルキーの2が根本からポッキリ折れているのでココを直してみましょう。
折れてるところはプラリペアだけでは治しにくいので
姉妹品の型取くんを使います。
正常な状態のキートップの裏を型どりし、
折れてしまったキートップに裏を復活させるワケです。
この型取りくんもスグレモノで70度のお湯で軟化し、しかも柔らかいので回り込みさせやすく、
失敗してもお湯に入れれば何度でも使えます。とは言っても少しのお湯を何度も沸かすのは大変なので今回はティファールの電気ケトルに登場してもらいました。これあると作業捗ります。
お湯で型取くんが柔らかくなりました。
火傷をしないように気をつけながらキートップに押し付けていきます。
型が取れたので折れたキーを用意し、プラリペアを型に流し込んでいきます。
この後の写真は撮ってません(;・∀・)
バッチリ複製されましたヽ(´ー`)ノ
しかし、これでは強度不足でした...
中に針金を入れて再度作成。
ちょっと浮いてますけどしっかりついてますヽ(´ー`)ノ
うまく行ったので調子に乗ってもう一つやってみました。
SORD m5-RGB
こいつも購入時から特徴的なスロットカバーが折れており、修復の必要がありました。
とは言っても拡張スロットボックス手に入れたので取り外しも考えてやらなければなりません。
爪は3箇所あるんですが中央と向かって左のが折れています(´・ω・`)
まず、大丈夫な方に型取くんを押し付けます。
穴あきアイテムなので片方から受ける感じで。
その型を使ってまずは中央を。
中央の型を取って左も作ります。
バリはルーターとかヤスリとかで慎重にやります。
こんな感じでバッチリ付きました。グラつきも無し、無理も無しヽ(´ー`)ノ
もう一箇所、蓋の留め具部分もバタバタしてたので補修。
m5-RGBも蓋が治って完璧版になりましたーワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
プラリペア、思ったより手軽に補修作業が出来ます。今までだと、プラバンを重ねて削ったり、ポリパテを盛ったりとかしていた所をサッと型取って流し込んだり、パウダーを何回も追加して盛り上げたり出来ますし、研磨や塗装もオーケーなのでかなり色んなことに使えそうです。
型取くんの素材から予想できるように、ポリエチレン系の接着には使えませんが
皆さんも何かが壊れた時に思い出してあげてください
あと、モノスゴイ匂いするので換気はしっかりとしてください。ヽ(´ー`)ノ
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