今から三十数年前、パソコンのソフトはカセットテープに記録されていました。
フロッピーディスクが当時高嶺の花だった事もあり、
自分で作ったり、専門誌のプログラムリストを見ながら入力したプログラムは
データレコーダ(テープレコーダ)を用いてコンパクトカセットテープに記録していたのです。
テープ自体は意外と耐久性がありますが、再生機の調子の良い物が少なくなってきており、
風通し(テープを送ったり巻き戻したりして固く回転が悪くならない様にする)を行う時に
オートストップ機構に負け切れてしまったり、ローラに巻付いてヨレヨレにしてしまったりします。
テープを保存する方法は色々試しましたが、物持ちが良く本数をこなさないとなので、
方法の一つとして紹介しておきます。(MP3記録する機器を用いるなどナンセンスかもですが)
データレコーダとメモリウォークマン |
ダイレクト録音機能付きウォークマンをデータレコーダと繋ぎ録音します。
ステレオミニ→モノラルミニ変換プラグ |
ウォークマンにモノラル録音モードがないのでモノステ変換入れることで2ch録音させています
マニュアル録音モードでレベル合わせ |
録音ソフトで適切なレベル(若干赤オーバー気味)にレコーダの再生音量を調整して録音します。
ウォークマン側はステレオですがモノラルのCMTケーブルで問題なさそうです |
録音が終わったらパソコンに聴かせて読み込めればオッケーです
(FANFUN読ませてる写真でスイマセン)
キャプチャ画面を使いつつ実機で動確認 |
私はキャプチャを使って動作画面を撮ってます。
(後で使うので)
xアプリ |
タイトルなどを入力するためxアプリにウォークマンを接続して取り込みます。
(ノイズが酷い時はWAVに変換してSoundEngineでノイズ部分を切って再取り込みします)
先ほどの動作画面をアートワークとして張付け、視認性を高めます(^^)
そして再度ウォークマンへ転送します(これで母艦PCとウォークマンにバックアップになります)
これで作業は完了ですが念の為に実機で読み出しをもう一度行い、
大丈夫ならダイレクト録音したデータを削除します。
リアルのテープに書き出したい時は母艦PCのヘッドホン端子とデータレコーダを接続し、
大きめの音で録音します(LINEレベルだと小さいと思います)
同様の方法でMSXテープソフトを読み込み、
ネットの情報を参考にイメージ化も成功していますので
こんなのもあると思って頂ければ良いかと思います。
(これはTAPEtoQDの絵です)
テープソフトをお持ちのみなさん、
転写が起こったりしてしまう前に何らかの方法でバックアップを残しましょう
その1本が世界で最後かもですよヽ(´ー`)ノ